“アイドリング中の車”盗んだ男をスピード逮捕 「酔っぱらっていて覚えていない」 酒気帯び運転の容疑も

12月17日未明、北海道苫小牧市の駐車場から車を盗んだとして、会社員の41歳の男が逮捕されました。

　窃盗の現行犯で逮捕されたのは、苫小牧市に住む会社員の男（41）です。

　男は17日午前３時10分から20分ごろにかけて、苫小牧市幸町２丁目の駐車場に止めてあった40代の男性が所有する普通乗用車（時価20万円相当）を盗みました。

　警察によりますと、被害者の男性は自宅の駐車場で車をアイドリングしていて、鍵をかけないまま一度その場から離れました。その後、戻ってきて車がなくなっていることに気付き、110番通報しました。

　警察が付近を捜査中、駐車場から約１キロメートル離れた場所で、被害者の車が走行しているのを発見し、追跡。運転していた男に事情を聴いたところ、盗んだ車と確認できたため男を逮捕しました。通報から約50分後のスピード逮捕でした。

　警察の調べに対し、男は「酔っぱらっていて覚えていない」とあいまいな供述をしていて、警察が当時の状況を調べています。

　また、警察が男の呼気中のアルコール濃度を調べたところ、基準値の３倍以上の数値が検出されたため、酒気帯び運転の疑いでも調べを進めています。

FNNプライムオンライン
2022年12月17日 土曜 午後0:00
https://www.fnn.jp/articles/-/460111