大人気ロックバンド「ミセス・グリーン・アップル」さん、ついにBBCデビューをはたす 日本人として誇らしい！

ビデオでは、3人の歴史上の人物が猿のような存在に馬の乗り方や楽器の演奏法など、さまざまなことを教える。

ビデオは水曜日に公開された後、すぐに反発を招き、わずか1日後に削除された。

バンドのミセス・グリーン・アップルは木曜日、ビデオには「歴史的・文化的背景への理解を欠いた表現が含まれている」と謝罪した。

ビデオでは、コロンブス、ナポレオン、ベートーベンを描いた衣装を着たバンドのメンバー3人が、猿のような人々が住む島を発見する様子が映し出されている。

一部のソーシャルメディアはビデオが人種差別的だと批判し、他のソーシャルメディアはビデオが奴隷制を肯定していると非難した。

「コロンブスは奴隷制度を作ったとされ、猿を原住民に似せるように教育するなど、物議を醸すシーンがある。誰もそれに気づかなかったのか」とXのコメントには書かれている。

「ミュージックビデオでは、男性は植民者に扮し、原住民は文字通り猿として描かれている…これは本当におかしい」と別のコメントも。

コロンブスの描写に異議を唱える人もいる。コロンブスはアメリカを「発見」したとされているが、原住民を虐待し奴隷にした残忍な知事だったと主張する人もいる。

「世界史を学んだ人は誰もいなかったのか？」とYouTubeのコメントには書かれている。

「このビデオを擁護する人たちは北米の歴史について何も知らないと思う。コロンブスは多くのアメリカ人に嫌われており、コロンブスデーが（多くの場所で）消えたほどだ」と別のコメントも書かれている。

昨日投稿された2つの謝罪声明のうちの1つで、バンドは「年代の異なる生命がホームパーティーをする」ことを描写するつもりだったと述べた。

「類人猿が登場することに関しては、差別的な表現に見えてしまう恐れがあるという懸念を当初から感じておりましたが、類人猿を人に見立てたなどの意図は全く無く」

「決して差別的な内容にしたい、悲惨な歴史を肯定するものにしたいという意図はありませんでした」と同バンドは述べた。

コカコーラは当初、このビデオをセレブリティをフィーチャーした音楽プロジェクト「コーク スタジオ」の一部として収録していた。

ミセス グリーン アップルは YouTube で約 340 万人のフォロワーを抱え、日本の人気アニメシリーズ「ワンピース」の曲を数曲手掛けている。

Japanese band pulls music video with ape-like natives
https://www.bbc.com/news/articles/czvv97pxv9xo