“サナ活”という謎ワードを広めようとしたフジテレビ系朝の情報番組「サン！シャイン」、来年3月末で終了

　以前は立ち上がって進行をしていた谷原が、「サン！シャイン」では座って司会をするなど、視聴者目線での情報発信を高評価する声も多かった。ただ視聴率面では苦戦が続いた。2日の平均世帯視聴率は3・2％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）。初回こそ4・0％だったが以降は2～3％を推移していた。フジ関係者は「日々工夫をしていたものの結果が結びつかなかった。帯番組の終了を1年で決断するのは早いが、やむを得ない」と話している。

番組では、「サナ活」がＳＮＳを中心に盛り上がっていると説明し、高市首相が官邸に入る際に所持している黒のトートバッグ（濱野皮革工藝）と高市首相が就任会見で使用したピンク色のボールペン「ジェットストリーム多機能ペン」（三菱鉛筆）を紹介。トートバッグを”サナエバッグ”と呼び、注文が殺到していることを伝えた。

ＭＣの谷原章介は「いろんな面で注目をされていますね、高市総理」とコメント。この日は、俳優の山田裕貴、佐藤二朗が映画のＰＲのため生出演。佐藤と山田がバッグを持って、「軽い」と感想を述べるシーンもあった。

Ｘ（旧ツイッター）では「物が売れて、政治に興味を持ってもらえるきっかけになる可能性もある」「良いと思います　少しは経済回るでしょ」「サナ活ｗあぁぁでも自分もあのバックは気になったわ」「政界を明るくしてくれてる」のコメントがみられた。

一方で、「サナ活？　初めて聞いたワード」「やっぱりサナ呼びに抵抗ある」「異様な推しが気持ち悪い」「中身見てる？」「政治はそうやないやろ！物価高対策とかどうすんだよ」「ＴＷＩＣＥじゃないんだから」の声もあった。